箱入り写真。
トビーは四月末あたりで三歳となった。正確な誕生日は分からない。
もう三歳。なんとなく落ちつきが見えてきた今日この頃。
身体が重くなったから動くのが面倒くさいのか?
とはいえ、時々火がついたように狭い家の中を猛ダッシュしては跳ね回る。
そういえば、一歳の頃のように箪笥の上とかには上がらなくなった。
我家に来た時、あまりの跳ねっかえりに獣医さんに
｢落ちついてくれるまで2、3年掛かりますかね〜｣と
思わず訊いてしまったものだ。
そうですね〜。という返答に
長い目でこの暴れ具合を見守らなくては…。とドキドキ気分でした。
リブちょんが居なかったら、まぁ存分に暴れてくれたまえ!と
気楽なものだったかもしれない。
あっという間の月日だったけど暴れ小僧は良くも悪くも家の中の風を随分と変えてしまった。猫一匹すごい存在感だなぁとしみじみ思う。
ドデーンとした猫が自分の枕の横で大の字になって寝ている時がとても至福だ。

本家のサイトに猫日記もついでに書いてしまうことが多いのでこっちがすっかりおざなりに。日記のクッキーにまで忘れ去られどうやって入室するんだっけ?と一瞬戸惑ってしまった。

夜中の1時半近くにリブちょんがウロウロし出し玄関まで来て外に遊びに連れていけ…!とミョーミョーせがむので仕方なく夜中の1時半だと言うのに玄関先でリブピョンにリードをつけてうろうろさせておりました。
短いアンヨで上階に上がっていくリブピョン。何がしたいのか分からない。真っ白なアライグマみたいな姿に可愛いなーと思いながらも抱っこして家に入れようとするとフシャフシャ怒るので暫く好きなようにウロウロさせておく。
そんな様子をききつけたトビーがまた興奮して夜中にウロウロ家中を鳴きながら歩くので困った私と母。アンタはリードを付けても外には出してはやれないのだよ…。リードを抜けて脱走した事があるからなぁ。
リブピョンが無事自分の部屋に帰っておとなしくしてくれた今もトビーがウミャウミャ鳴いて興奮状態。あんたたち、困りますよ…。

◇トビーが外を見ようとしたところ
カーテンが邪魔で
オヤジのようにカーテンを前足でグイっとどかして
外を見ていた瞬間の図。
（しまった髭が片方無い）


そんなこんなで膝乗り猫が羨ましい私ですが、

｢よし、それならば
その毛玉のいっぱいなモップみたいな白い猫と
暴れで名高いシマシマな猫の2匹と、

この素敵な膝乗り猫にもれなく金の招き猫をオマケにつけて
ぜひとも交換しようではないか｣

などと頼まれても

｢勘弁してください｣

と困惑しながら私がお断りするのは全ての人がお見通しに違いない。

とってもブーな顔に写っているオモロイトビピン☆。

我家の猫達をお褒め頂くととても幸せ心地ですv
実は私の写真の腕が悪いので実物の方がとてもいい顔なのですよ〜（バカっぷり発揮）
眼の色も綺麗に撮れてないのでこの具合で本当に実物と違う表情になってしまう。残念。
動物の写真は難しい…。
トビーは幼い顔もしているけれど写真よりスっと引き締まったワイルド顔で獲物を狙っている時とか怒っている時とか淡いグリーンの眼が黒めがちになると妙にかっこ良くいい顔です。
写真だと黄色の眼に写ってしまって表情も軽くなって雰囲気が飛んでしまう感じ。

2匹とも性格が幼いのか気質なのかトビーは枕の横で布団の上で寝てくれるけれど
どちらも膝には乗ってくれないんですよね〜淋しい。
どちらも甘えッ子なんだけどなー。
膝に乗る猫が飼いたい。
重い幸せ感を味わいたいなー。

トビーが来てから自分のテリトリーに引篭もっていたリブですが最近トビーが寝ているスキに部屋の外に出てきてウロウロ徘徊。

するとトビーがかぎつけてリブぴょんのもとに駆けてくるのですが、そんなトビーに恐れをなしてシャーシャー怒るリブさん。

リブが怒るとトビーも顔が強張りだんだん攻撃モードに変わってくる猛獣トビー。
そんな訳で目が離せないのですが、
見守る私や家族がその状況にいつも翻弄されております。

体重がリブピョンの2倍以上でなければなぁ…。
もはや対等に闘い己の立場を主張して平和を築くのは無理なそんな感じ。
なので飼い主たるがリブピョンが安心して余生をくらせるようにしてやらねばならない。

ある日、母が猫缶売り場で缶詰を見ていたらそこに通りかかったやはり猫と同居している歳が同じ程の女性に話し掛けられたそうだ。

娘がチンチラ（9歳）を飼っていたのだけどそこにミケの仔猫がやってきてあまりにも元気で暴れん坊でチンチラがノイローゼになりチンチラを自分がひきとることになってしまった。

との話。

聞いたような話だ…まるきり我家の状態に似ている。
リブちょんもノンビリした同種族ならきっとまだうまくやっていけたと思うのだ。
でも私ならリブピョンは手放さないなー。

まてよ、
トビーのきょうだいはミケ猫だったぞ。
まさかミケの貰われた先の人ではないだろうな…。

私の部屋のアップライトピアノの上には
物がいっぱい乗っている。
これらをどかして
バタバタと掃除をしていたのですが、
いつも物が乗っているピアノの上に何も無いと

これはいったいどうしたことか…?

と早速トビーは部屋の異変に気付いて
物が無くなったピアノの上で嬉々として
暴れ回るのでありました。

猫は上下運動が好きなんだよなぁと
改めて確認した掃除日より。

写真館がすっかり停滞ギミですね〜反省。
反省しつつも
こちらでたまに写真をのっけているので
ついそんな具合に甘えてしまいます。

さぁさぁ。皆さんこの可愛い縫ぐるみを抱っこしたく
ありませんか?
羽交い締めにあっているリブ姫なんですけれどね。
ナマモノですし、暖かいですよ。
そして気分が良ければゴロゴロ喉を鳴らし
気分が悪ければシャーシャー怒ってくれる
そんな可愛いサービスつきです。
時々オシリにウ○チをくっつけている、そんな愛嬌たっぷりです。

抱っこの前に私という関所をくぐらねばなりませんが。

昨夜から今朝にかけて
昨夜のご飯が気に入らなかったリブ姫が何度も
ご飯の催促をして襖をガリガリ短い前足でひっかき
その度に起されては
鳥のささみのゆでたものとか鰹節を乗せたりとか
涙ものの努力をしながらリブ姫の満足を満たす為に
私は頑張ったのでした。
(↑ソレほどの話ですか)

そしてそんな私に容赦なく朝も四時半ともなれば
トビーが私のベットに上がってきては顔を舐めて
ニャカニャカと鳴いたり
時には枕を蹴っ飛ばしてピアノとベットを
交互にジャンプしてみせては私の睡眠を邪魔して
ご飯にありつこうと必死になる彼であります。

観念してご飯の用意をしたのが朝の5時でしたか。
トビーはあっという間にご飯を平らげ、
私も自分の朝食に
うどんなんかを食べたものです。

そして後片付けで水道をジャバジャバ使っている時には
私は手が離せなくなるわけですが
そんな時を狙って
リブ姫の残ったご飯に突撃していくトビー。
彼は私が手を離せない状態を知っているのです。
猫の小さな頭の知恵をしぼり
なんとか食べれるものにありつこうとやっきになるという。
猫はあなどれません。

食べた後に怒られる事も知っているので
その後は逃げ回るのであります。
なんて奴なのだろうか。